2017年7月 4日 (火)

時々の更新

2月末に終了することにしたものの、時々みてくださるかたがいらっしゃるようで。。。せっかくなので、時々更新することにします。ずぼらでいい加減な性格が丸見えです。

2月末から3月末まで、インドで調査をし、6月には3週間、バハレーンで資料調査を行いました。インドもバハレーンもとにかく暑く、どこまでやれるのかはなはだ不安になってきたところです。

いろんなところへ行けば行くほど、多くの研究課題や勉強したいことが増えていきます。それはそれで幸せなことですが、どれも中途半端になってしまって、逆につらくなります。一つ一つ課題をクリアしながら前進していくしかないですね。

5月にはこの数年取り組んできた南アジアの石製装身具の論文を2本仕上げました。来年には刊行されるだろうと思います。その延長で、バハレーンでは西暦紀元前後の時代の遺跡から出土する石製装身具の研究をはじめました。おそらくすべてが南アジア産で、海洋交易によってバハレーンにもたらされたと考えられます。鉄器時代に南アジア全域に普及した石製装身具がその外へと流通圏を広げていく過程を考えてみたいと思っています。ついに長年の懸案であった「海のシルクロード」の研究に着手しはじめたということになります。

7月2日にその成果の一部を日本西アジア考古学会第22回大会で発表しました。いつもながら要を得ない発表だったかと思いますが。

ぼちぼちこれまでの研究をまとめていかないといけないのですが。。。そこまでたどり着きません。

7月後半からイギリス、トルコ、インド、バハレーンを転戦します。

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2017年2月23日 (木)

終わり

このブログも近々終わりにすることにしました。

関心を持っていただいた方には感謝いたします。

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2017年2月17日 (金)

バハレーンでの調査その3

昨日はバハレーン文化・古物局の収蔵庫にて、シャホウラー(Shakhoura)古墳群出土の石製装身具の見学。紅玉髄、縞瑪瑙、アメジスト、水晶といった石材でつくられた玉をみせていただきました。この古墳群はティロス文化期(Tylos Period、前3〜後5世紀)に属する古墳群ですが、文化・古物局の顧問をされてているピエール・ロンバールさんによると、副葬品が多く出土するのは前1〜後1世紀頃のことのようで、多数の石製装身具もその時期を中心とするものと考えられます。

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樽形玉が多く含まれていますが、その中には長さ5cmを超える超長型も多数みうけられました。さらに孔をみると、1〜1.5mmほどの細いものが多い。石材の種類、形態、孔の特徴から判断すると、南アジア産の可能性がきわめて高いと考えられます。しかも南アジアで出土するものよりも製品としてのクオリティが高いのには驚かされます。また、わずかながら、装飾紅玉髄玉も含まれていることも、南アジア産の玉がバハレーンに流入している可能性を示しています。

このティロス文化期の時代、南アジア産と推定される石製玉が東南アジアからアラビア湾岸、西アジアにかけて広く分布することがいわれてきましたが、南アジアを含めた各地の資料を詳細に検討した研究はほとんどなく、印象論が定説化しているところもあります。そうした状況の中で、各地の資料に基づいた基礎研究が海洋交易の理解に不可欠です。

近いうちにバハレーンを再訪して、石製装身具の記録を進めたいと考えています。

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2017年2月10日 (金)

バハレーンでの調査その2

3週間ほど作業に参加していたとある遺跡の発掘調査もほぼ終了。埋め戻しなどののちに、もう一つ別の遺跡の調査に参加する予定です。

バハレーンでの調査も3年目を迎え、少しずつ現地の研究者とも顔なじみになってきました。話を聞いていると、インド系の遺物があれこれ出土している様子。特に石製装身具にはインド系のものがかなり含まれていそうで、その方面の調査にも着手したいと考えています。

バハレーンから戻った後は、本業のインドの調査が待っています。インドとバハレーン。2つの地域を結ぶ考古学が展開できればと夢想する今日この頃です。

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2017年2月 4日 (土)

バハレーンで調査中です

1月19日からバハレーンに来ています。今年で3年目の古墳の調査。貴重な経験をさせていただいています。

今年は2人の学生さんが調査に参加してくれています。まだ考古学をはじめたばかりで、いろいろと戸惑うことも多いと思いますが、熱心に作業・勉強を続けている姿を見ると頭がさがる思いです。同時にかつての自分自身をみているような気にもなります。

まだまだ先の長い勉強の道のりだろうと思いますが、考古学の楽しさがわかるところまでがんばってもらいたいと思います。

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