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2015年11月25日 (水)

これまでの調査から:2015年11月25日

ここ最近、週1回古い写真の高解像度スキャンを行っています。かつては一眼レフカメラと多量のフィルムを抱えて、調査に出かけたものでした。手元に大量のポジフィルムがあるのですが、大学の高級フィルムスキャナーを使わせていただいて、過去の活動の記憶を現在の研究に活かせるよう、フィルム写真のデジタル化を進めているところです。

確かにデジカメの普及によって、調査も写真撮影も大きく変わりました。調査ということに限れば、デジカメは大変便利で、枚数を気にすることなく、多くの記録写真を残すことが可能になりました。その一方で、かつて残りのフィルムを確認しながら、一枚一枚細心の注意を払って撮影していたときとは、写真に込める想いがずいぶんと薄くなってしまったなあと思ったりもします。フィルムで撮影した写真をみると、その時の情景がつい最近の出来事のように感じられます。

下の写真は、2000年にパキスタンに出かけたときの1枚。写真だけみると、岩山のようですが、現在世界遺産となっているタクシラー遺跡群の東に鎮座する山の頂上にあるギリの仏教寺院を見に行った時の1枚です。農道を馬車に揺られて麓まで行き、そこからは徒歩で30分ほどの山登り。頂上にある仏教寺院の遺跡が見えてきた時の興奮が蘇ってきます。

なかなかスキャンするのにも時間がかかりますが、古いアルバムを開いて写真を取り出し、きれいにスキャンされた画像をパソコンの画面で見るのがなんとも楽しみです。

Giri_0001

せっかくなのでもう1枚。同じくタクシラー遺跡群中のダルマラージカー・ストゥーパ。

Dharmarajika_001

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