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2016年6月

2016年6月12日 (日)

インド調査:2016年5月15日〜6月5日

5月15日〜6月5日に今年2回目のインド調査に出かけてきました。

今回の調査はケーララ州とカルナータカ州。今年は例年よりも暑くなるのが1ヶ月近く早く、3月の段階ですでに40度越えで、4月には45度以上となった地域も多かったようですが、それとともに雨季の到来もずいぶん早くなりました。ケーララでは6月上旬に雨季の開始のはずが、5月中旬には雨が降り始め、滞在中豪雨に見舞われました。南国らしい激しいに雨に驚かされました。遺跡の調査の予定でしたが、それも叶わず、代わりにケーララ州立大学考古学科所蔵の資料の記録化・分析を行ってきました。多くの研究課題が山積みなので、雨のおかげと言ってはなんですが、いろんな作業が進みました。また、ケーララ大学で石製装身具に関する講演をさせていただきました。

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トリヴァンドラムからバンガロール経由でプネーに飛び、そこからカルナータカ州へ。深夜バス利用の強行軍でしたが、カルナータカ州北部の重要遺跡であるアイホーレー遺跡とヒレベンカル遺跡を訪れることができました。アイホーレーはヒンドゥー寺院が数多く残るとして有名ですが、そのすぐそばに南インド巨石文化の古墳が数多く残されています。現地の研究者はよく知っている遺跡ですが、必ずしも十分に研究されているわけではなく、貴重な情報を得ることができました。

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ヒレベンカル遺跡は岩山の上に所在する古墳群(上写真)。岩壁画もあり、巨石文化をはるかにさかのぼる時代から利用されていたようです。数多くの石槨墓が残っており、これまた遺跡の重要性を実感することができました。

今回の成果は6月25・ 26日の西アジア考古学会で発表の予定です。

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